三井住友グループの傘下となるクレジットカード会社は現在5社あります三井住友VISAをはじめとして、さくらカード、クオークに加えてOMCカード、セントラルファイナンスも傘下に加わっています。
三菱UFJグループが三菱UFJニコスの審判部門をジャックスに譲渡したり、関連カード会社を吸収合併したりと効率化を進めています。規模が大きくなるメリットには、業務を共有することが不可欠です。ただ合併だけしていても共有業務を増やして人件費などの経費を削減することでメリットが生じます。
具体的には審査部門や問い合わせ部門などを統一し、専門化することで業務の効率を図ります。三井住友グループはこれからの数年間で、カード会社5社の業務提携を進めて、効率化を図ろうとしています。
まずシステムを共通のものにして、カード発行業務などは共通のカードセンターで行うことが考えられます。他に問い合わせ専門のコールセンターや、オーソリセキュリティー部門も統一することができます。
この効率化によって顧客に対してはどのような影響があるでしょうか?まず審査部門の統一によって審査基準は5社ともに同じとなります。この5社のうちひとつでも却下されると他の4社に申込んでも同じということになります。
コールセンターやオーソリセキュリティーセンターは、効率化を図るあまり、統一された後の規模が不足していると顧客の満足度が低下する恐れがあります。
実際にカード会社に勤務していた経験から、業務の集約化には顧客サービスの低下の危険性が伴います。その点を十分考えた上での効率化を図らないと、肝心の顧客からそっぽを向かれる可能性もあります。
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