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クレジットカード業界再編成2

2007.4.31にセントラルファイナンスが三井住友フィナンシャルグループ入りをしました。これは今までの常識では考えられないことでした。というのはセントラルファイナンスは三菱UFJフィナンシャルグループだったからです。

 銀行の系列を無視して提携するというのはそれまではありえないことでしたが、それほどまでに切羽詰った状況であることがうかがい知れます。直接の原因はジャックスとの合併を三菱UFJグループが進めたために、これを嫌ったセントラルファイナンスが三井住友に助けを求めたようです。

 再建中のダイエーグループのOMCカードの売却をめぐっては、三井住友と新生銀行がしのぎを削っているようです。銀行がクレジットカード会社を欲しがるのは、企業融資が伸び悩んでいることが背景にあり、どの銀行もリテール(個人向け)市場の開拓を目標に掲げています。銀行は企業融資が中心であったため消費者向けの金融のノウハウがないのです。

 一方クレジットカード会社は過払い利息の返還請求の影響が大きく、利益が大幅にダウンしており、この傾向はしばらく続きそうです。そのため安定した資金繰りを求めて銀行の傘下にはいるという図式ができ、双方とも利害関係が一致しています。

 信販系列であってもショッピングクレジットはクレジットカードのショッピングに売上が移行しており、縮小傾向にあります。少子化を考えるとオートローン市場も伸びは期待できないでしょうから、今後はクレジットカードのシェアーを奪い合うことになります。

 結果として消費者にサービスとして還元されればよいのですが、キャッシングの金利が下がった分ショッピングの利上げを行うのではないかという危惧もあります。

 いずれにしても改正貸金業法の施行が行われる3年以内には淘汰がされ、業界の図式が大きく変わっているかもしれません。
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