日本航空の経営難からJALカードの売却が伝えられていましたが、JALカード自体は好調のため、最終的には売却ではなく三菱UFJフィナンシャルグループ(MUFG)が株式の49%を保有することで合意したようです。過半数の株式を保有することで日本航空の経営権を残しています。
実質的にはJALカードの発行に関してはMUFGにゆだねる提携内容となる見込みで、MUFG傘下の三菱UFJニコスとJCBカードが新規会員獲得を行ないます。
MUFGのメリットはJALカードの実質経営権を得ることで、ショッピングの意欲が高く稼働率も良いJALカード会員をグループ内に取り込むことができます。
クレジットカード業界は貸金貸金業法の改正により、キャッシング利益が今後見込めないことから、ショッピングでいかに利益を高めるかが課題となっています。JALカードなどのマイレージカードは一般カードに比べて年会費が高いにもかかわらず入会する優良顧客が多く存在します。
ショッピング利用によりマイルを獲得するという目的が明確な分、稼働率も高いのも特長です。この顧客を獲得することでMUFGの事業でも生かすことができるという見込みです。
三菱UFJニコスは根気にも新ブランドのMUFGカードを発行する予定ですが、その新ブランドとからめた展開が予想されます。
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