中国から偽造クレジットカードのプラスチック原板を密輸しようとしたとして、大阪税関関西空港税関支署は9日、関税法違反容疑で、シンガポール人の無職の男(57)を摘発したと発表した。 同支署では、男が所持していた「セゾン」や「ビザ」など磁気データの入っていない偽造カードの原板1512枚を押収。中国に大掛かりな密輸組織があるとみて捜査している。 調べでは、男は今年7月17日、中国からの旅客便で関空に到着。スーツケースの底などに原板を隠し、密輸しようとした疑い。 男の渡航歴が多いのに、スーツケースが使い込まれていないのを税関検査員が不審に思い、中身を調べて発覚した。(2007.8.9産経新聞)
密輸しようとしたクレジットカードはいわゆる生カードと言われるもので、時期ストライプにはまだデータが入力されていない状態のカードです。クレジットカード会社でもこの生カードを保管している場合がありますが、即時発行をするためのもので通常は印刷会社で管理しています。
今回密輸しようとした生カードはそれ自体では何の役にも立ちません。本物のクレジットカードから磁気の内容を盗み取り生カードに内容を移すことによって悪用されるのです。今回はたまたま発見されましたが、こういった形で密輸されているということはすでに偽造されているクレジットカードも多くあるという裏づけにもなります。
磁気が盗み取られるケースには加盟店の従業員が偽造集団の一員であったり、泥酔状態で読み取られたりする場合が多いようです。店舗で利用する場合には必ず目の前で処理するよう気をつけ、泥酔しないことが重要です。磁気の読み取り防止用の財布もあるようですので活用しましょう。
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