クレジットカード関連のコマーシャルで個人的に印象に残っているのは、おそらく20数年前に放映されていたジャックスのCMです。当時けっこう話題になったCMで、黒人の少年が楽器店のショーウィンドウに顔を付けてトランペット(だったかな?)を見つめているシーンに「ほしいものを今すぐ、クレジットのジャックスです」(正確ではないかもしれませんが)というナレーションがかぶさるものです。
今は商品先取りで支払いは後払いというのは一般的でしたが、クレジット会社(信販会社)ができる前は、基本的にはお金を貯めてから購入するのが当たり前でした。何度も利用しているお店であれば信用があるので売り掛けにしてくれた場合もありますが。(売り掛けというのはいわゆるツケでお店が購入者を信用して支払いを待ってくれたり分割にしてくれることを言います)
当時はまだクレジットカードも普及しておらず、ショッピングクレジットが中心でした。その中でジャックスのCMは消費者にクレジットの利便性を一瞬にして理解させるすばらしいものでした。(黒人が貧乏だというイメージを植えつけるという批判もあったかもしれませんが、CMの訴えるところとは違います)
その後のCMは有名タレントを使ったものが多く、タレントでのイメージ戦略合戦のようになっているので(刑事(デカ)プリオはまいりましたが)、このジャックスのCMほどインパクトのあるものにはお目にかかっていません。クレジットカードの機能自体は進化してきているので、ぜひCMでもすばらしいものを期待します。